RockyMountainFeatherbed ChristyVest (ロッキーマウンテンフェザーベッド クリスティベスト)を徹底解説します。

RockyMountainFeatherbed ChristyVest (ロッキーマウンテンフェザーベッド クリスティベスト)を徹底解説します。

ロッキーマウンテンフェザーベッド クリスティベストの解説
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )のダウンウェアの中でも不動の人気を誇るのが、CHRISTY VEST(クリスティー ベスト)。首元の天然素材のボアと、一枚断ちのレザーヨークそしてナイロンの異素材コンビネーションが絶妙にマッチングした究極のダウン ベストです。

今回は、CHRISTY VEST(クリスティー ベスト)の素材やなぜ保温力に優れているのか、サイズ感やコーディネート、着こなしについても触れ、魅力をお伝えできればと思います。

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )に共通している素材からご紹介していきます。

●70デニールの特注高密度ナイロンタフタがすごい

ロッキーマウンテンフェザーベッド ダウンウェア ナイロンタフタについて

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )のダウンウェアを作るうえで、このナイロンは欠かせません。35SUMMERSが この素材を開発したのが、10年以上も前の事。2005年の商標獲得から研究を重ね、たどり着いた超自信作のオリジナルのナイロンタフタです。それは、現在主流の薄くて柔らかい軽量のナイロンとは全く別物の、クラシックな風合のタフな素材となりました。

当時の風合いを残しつつも、現在のクオリティに適合した素材開発に成功し、この生地開発のおかげで、モノづくりで有名なWAREHOUSE(ウエアハウス)との長期的なコラボレーションのきっかけとなり、ブランドとして拡大していきました。

また、一般的なナイロンタフタは表面にコーティング加工(樹脂を塗布)をすることで防水性を持たせますが、その分通気性が失われてしまいます。ダウンウェアにとって通気性の確保は必要不可欠です。

この欠点を補うためRocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )のナイロンタフタではコーティングを行う事はせず、シレー加工(ダウン吹き出し防止加工)により通気性を確保、さらに打ち込み数を通常のものより120%増量することによりコーディング同等の防水性を持たせています。また高密度な為、空気を通すが、羽は表面に出てきにくい構造を実現しました。

●経年変化が楽しめる、一枚断ちのレザーヨーク

ロッキーマウンテンベスト ダウンウェア レザーについて

胸から肩周りにかけてONE PIECE(一枚断ち)の牛革をレザーヨークとしています。タンニン(経年変化が楽しめる)とクロム(柔らかく強度を持たせることができる)のコンビネーションなめしにより、革本来の自然な風合いを残しつつ、強度や柔らかさをもつ良いとこ取りのレザーとなっています。

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )と長く付き合っていくうえで、このレザーヨークの経年変化はとても楽しみな要素のひとつです。

●マフラー代わりにもなる、天然素材のムートン

ロッキーマウンテンフェザーベッド クリスティー ムートンについて

CHRISTY(クリスティー)のシリーズでは、首元にムートンがついており、真冬の寒い時期でもマフラーなしで首回りを温めてくれます。見た目の上品さも兼ね備えたこのムートンは、アメリカ産の天然羊毛で、天然という事もあり個性があります。そのためシーズンによっては巻き毛であったり、直毛に近かったりなど、表情にも差が出るのが面白いところです。

 

●天然のダウンはすごい

ダウン ロッキーマウンテン

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )のHERITAGEと呼んでいるシリーズでは、当時の製法や再現すべく、現代版にアップデートしたモノづくりをしています。現在のアウトドアメーカーでは扱いやすいプリマロフトや中綿など、ダウン同等の性能を科学的に開発して使っているところが多いですが、 Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )ではすべて天然素材のダウンを使用しております。

天然のダウンのメリットとしては、空気を含むことで膨らむ、つまりはフィルパワーがあるので、化学繊維に比べて暖かく、さらには長持ちする傾向があります。

またダウンは雨等で濡れてしまうと空気の膨らみ機能が低下してしまうので天敵とされていますが、ダウンに撥水加工を施しておりますので屋外での着用にもぴったりです。(防水や雨の日向けといった事ではございませんのでご注意ください)

現在使用しているダウンは、ヨーロッパ産のダックダウンです。その割合は、ダウンが90%、フェザーが10%と超軽量仕様で、ダウンの膨らみを示すフィルパワーについては700とアウトドア環境でも対応できるクオリティとなっております。

フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく良質なダウンといわれています。700以上のフィルパワーを持つダウンは高品質に属され身体から出た熱を保温し、暖かい状態をキープしてくれます。

さらに品質を保つために、ダウンの洗浄を国内で行っております。

●ダウンパックを使わない、当時の製法を再現

ロッキーマウンテン ダウン

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )のナイロン素材のアイテムではダウンパックを使用しておりません。 これは当時の製法を再現したいという思いから、どうにかパックなしで作れないかと試行錯誤しました。そして、オリジナルのナイロンを開発したことで、空気の通り道を確保しつつ、羽の吹き出しがほぼない構造を可能にし、当時の製法の再現することに成功しました。

つまりナイロンの下に直接ダウンを詰め込んでいます。このメリットは、軽量化できる点と、ダウンを体の近いところで感じれるため保温力が格段に良くなるという点です。

(ダウンパックは、ダウンがふき出さないために包む袋の様なものです。これを入れる事でダウンの吹き出しや抜けを100%に近いところまで防ぐことができますが、ダウン本来の持つふくらみが抑えられる事があり、ダウンパックの分重さが出てしまうデメリットがあります。)

●ボタンの再現度も高い

ロッキーマウンテンフェザーベッド ダウンウェア ボタンについて

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )の当時のオリジナルのルールに従い、DOWN VEST(ダウン ベスト)にはドットボタン、CHRISTY VEST(クリスティー ベスト)にはパールボタンを採用しており、これらのボタンは全て2つのツメを曲げて留める形状の型を復刻しています。当初この型は廃盤になっており、このダウン製品を完成させるためだけに特別に再生産しています。

気づきにくいところですが、この辺りまでも手を抜かない姿勢には、熱意を感じます。また、台座裏面にはRMFBの刻印が入ります。

●2層のポケットが使いやすい

ロッキーマウンテンフェザーベッド ダウンウェア 二層構造のポケット

フロントの左右につくポケットは内側で2層に別れています。片方はハンドウォーマー様に、もう片方はベルクロで閉まるのでモノを入れるのにもぴったりな使いやすさ。また、ファスナーつきの内ポケットはヴィンテージに見られた上下ともに止め金具つきのファスナーを採用しています。


●サイズ感について

Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )では通常6サイズ展開となっております。S.M.L表記ではなく、36,38,40とサイズ表記も当時の再現をしております。当時からこの細かいサイズ展開をしていたのが、驚きですが、こちらも継承しております。

細かいサイズ設定はお客様にとっては選択肢が広がり、細かくサイズを選べるメリットがありますが、その反面どのサイズを選べばいいかわかりづらい事があるかと思います。

私の経験上、一般的な日本のSサイズを着用する方は、サイズ36もしくは38。Mサイズを着用でほとんどの方が38、体格の良い方で40。Lサイズを着用を着用の方は、40もしくは42。私は180cm、80kgで42を着用しています。

ベージュ色のTANは Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )の中でも、超定番色。デニムや、チノ、スラックス、どんなスタイルでも着こなし可能な合わせやすい色味です。

コーディネートの上で、どこか同色系を入れたり、革靴とレザーヨークの色を合わせると、コーディネートが締まると思います。

サイズについてはもう少し細かく書いてますのでこちらから→サイズの詳細はこちら

●まとめ    

 当時のモデルを徹底的に研究し、すべての素材を復刻とアップデートさせる事で、オリジナルを超える製品となっている、Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテン フェザーベッド )。まずは、このCHRISTY VEST(クリスティー ベスト)をお試しいただきたいです。

CHRISTY VEST(クリスティー ベスト)はこちらから。

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