INDIAN JEWELRY SYMBOLS



インディアンジュエリーは、身につけることで自分をきちんと装っている幸福感を感じられ、コーディネートが引き締まる感じが心地良い。また、ここぞという時に身に着けて自分自身を鼓舞するツールにもできたりと、非常に万能なアイテムだと思います。

私とインディアンジュエリーとの出会いは20代の頃。
デザインはもちろん、歴史的背景、独特な世界観や思想を知り、その魅力に取り憑かれました。それから毎年、自分の誕生日に1つずつ買い足し集めています。

また、コレクションしているものはすべてヴィンテージのもの。経年変化したボディに魅力感じ、誰かが大切に身に着けていたものを譲り受け生きる、そのサイクルに入ることができた嬉しさを感じられる為ついつい選んでしまいます。

昨年、長年の夢であった世界旅行に行きました。以前から常々本場のインディアンジュエリーとその歴史に触れたい!と思っていたため、アメリカ南西部に立ち寄るとこにしました。そして、素敵なインディアンジュエリーに出会え、大切に日本に持ち帰ってきました。

今回は買い付けてきたヴィンテージインディアンジュエリーに刻まれたシンボルについてお話したいと思います。


サンダーバードは、雷や風を司る伝説の鳥です。雷によってもたらされる恵みの雨というイメージから、幸福をもたらす鳥として言い伝えられています。

レインは豊作の象徴で豊かさを意味します。子孫繁栄や念願成就などの願いも込められているそうです。

卍マークはスワスティカと呼ばれ、4つのLが合体した模様です。それぞれLUCK、LOVE、LIGHT、LIFEの意味が込められ、幸運のお守りとされていました。

サンダーバードトラックは伝説の鳥、サンダーバードの足跡。幸せで明るい未来への期待を表しています。

 

タートルは水の守り神で、長寿と健康の象徴です。

ガラガラヘビの顎は、強さやパワーを意味します。

フェザーは歓迎と友情、平和を表します。ネイティブアメリカンは友情を深めた証として羽をプレゼントする素敵な習慣があるそうです。

アローは守護を意味します。自分自身を守るモチーフとして使われてきました。


このようにシンボル1つ1つに意味を持っているため、身につけることであなたのお守りのような存在になってくれるでしょう。

どんな装いにも似合って、毎日お守りのように付けてもちょうど良く、さりげなく自分を装うことができるようなヴィンテージインディアンジュエリーをセレクトしました。

40〜90年前の古いものばかりです。誰かが大切にしてきたインディアンジュエリーが、次に手にした人の暮らしを豊かに整えることへの手助けができたらいいなと思っています。